=== 第1話 ===
●「オレの不幸の始まりは 親を選べなかったことに他ならない」
幼い頃、父・飛田九八(トビタキューハチ・以下、98)の趣味で超合金の改造人間にされてしまった
主人公・飛田京八(トビタケーハチ・以下、K8)。
中高エスカレーター式の「底抜学園」で、高等部に進級の初日も父による年に一度の「大改造」の
途中だからとて一ヶ月ずれての初登校、学園内ではすでに「有名人」であるため、早速
クラスメートから好奇のまなざしにさらされ、うんざりする。

そんな彼の唯一の特技であり趣味は、まだ生身のガキの頃に、目下失踪中の母から手ほどきを受けた
太棹の三味線を弾き歌うことだった。
クラスメイトにせがまれて、ついノッて機嫌よく三味線を弾いていると、アタマの中に父の声。
また知らぬ間に妙な改造を施され、通信機を仕込まれていたのだった。
ブチキレて校内にいるらしい父を探して走り回っているうちに、今度は止まらなくなり
校舎の壁をを二、三ぶちぬいて気絶しているところを、保健室にいた新任のスクールカウンセラー・
光明池泉(こうみょういけいずみ・以下、テキーラ)に助けられ、その巨乳に興奮して
思わず固まってしまうK8だった。

彼の多難にして悩み深き高等部ライフはかくして幕をあけた。
        
●よたばなし
・テキーラのみ、出した企画書(?)に描いていたものから少し直しが入りました。
 もう少し「えろかわいい」カンジにと言われたので、コウ**ミっぽくしようと思いましたが、
 私はコウ**ミを知らなかったので、この辺で勘弁してもらいました。
 女キャラは不得意で、まだまだちと、ケバイです。
 全体に、絵が濃い。

 雑誌掲載時、これだけ別方向に浮いてましたです。

・サブタイトルに、更に英語の副題みたいのが付いてますが、もともとは全話そうするつもりも
 なかったんですが、担当さんがなぜかこれを面白がったので、2話以降も付けることになりました。

・歌ダンスシーンは、毎回やろうという話もありましたが、さすがに毎回では飽きるだろうてんで
 「たまに思い出したように入れよう」と思ってました。
 結局、7回うち3回になりましたが、自分ではこんなもんだと思ってます。
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